代表取締役 遠藤皇士
略歴
2016年3月 | 鹿児島大学理学部卒業(数学・統計学専攻) |
2016年4月 | 新卒 SIer入社 エンジニア |
2018年6月 | カナダ トロント留学 |
2019年1月 | フリーランスエンジニア 開業 |
2020年6月 | 合同会社として創業 |
時代に必要とされるエンジニアを育てる
大学まで田舎で過ごしながらぼんやりと将来を考えていた時、「時代の最先端を生きるためにIT業界へ行こう!」と決意しました。自分なりに将来を見据え、「FinTech」「ビッグデータ」という言葉の流行りもあり、金融系に携われる東京のSIer企業に新卒で入社。
大学では統計学を専攻していたのでITは未経験、知識もない状態です。その中で証券のシステム開発業務に従事することになります。言語はまさかのCOBOL。チームの平均年齢は50代を優に超え、60代の方もたくさんいるような現場です。残業も多い月は100時間を超えるようなこともありました。時代の最先端を走りたいとIT業界に来たのに、想像と真逆の現場に配属されてしまったのです。これがIT業界か・・・と衝撃を受けました。
日本のIT企業には、似たような環境がまだまだたくさんあります。
最先端技術に触れたいのに古い言語をやっている 開発がやりたいのにヘルプデスクやインフラ運用の仕事をさせている 長時間勤務や休日出勤、夜勤がある 単価が上がっても給料に反映されない エンジニアは時代の最先端を走らないといけない仕事でありながら、実態はそうではない環境になってしまっていることを残念に感じました。
なぜそのような状況になっているか
その理由は、「エンジニアのことを考えていない」これに尽きると思います。
たしかに一昔前までは、エンジニアというのは長時間労働をはじめとしてブラックな環境が当たり前というイメージがありました。離職率が高い、心や身体を壊す人も多い、そのようなイメージをお持ちの方もいるかもしれません。その名残が社会にもまだ残っているのかもしれません。
しかし今の時代は違います。日本もどんどんITで他国に追いつかなくてはならない中で、エンジニア人材の不足が叫ばれています。エンジニアは貴重な戦力として情報社会を引っ張っていかなければならない存在なのです。
それにも関わらずエンジニアの中には、不満を抱えながらやりたくない仕事をしている方も多くいます。そのような現状ではエンジニアは成長せず、当然社会は変わりません。
社会を変えていかないといけない。その強い気持ちがあり、会社を創業することにしました。
自分の過去のエンジニアとしての経験や、IT社会の現状への憂いから、当社はエンジニアファーストを掲げています。それも短期的な目線だけでなく、長期的な目線でエンジニアを支えていけるような会社を目指しています。
「エンジニアと一緒に会社が成長し、社会に影響を与えていく。そのために時代に必要とされるエンジニアを育てる」
それが会社として理想とする姿です。